名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/09/05 - の記事

いちばんうしろの大魔王 ACT.3

タイトル:いちばんうしろの大魔王 ACT.3(小説:HJ文庫)
作者  :みずきしょうたろう:水城正太郎
絵師  :いとうそういち:伊藤宗一
デザイン:?
編集  :?

物語進行とは直接には何の関係もない台詞なんですが、
『マジカルバット! これは一見ただの金属バットですが、結局のところやはり金属バットです』に、不覚にも爆笑。究極超人あーるの粉砕バットを思い出しました>古っ!

ともあれ、魔法学校無事入学してエリートへの道に突き進むはずが、入学時の進路予知で『将来は魔王』と判定されてしまい、以降やることなすこと裏目に出て魔王道?を驀進する、値はかなり真面目な少年・阿九斗の学園生活を描いたラブコメです。
アクションもあるけど、基本はハーレム系ラブコメ。

そして……今回は人造人間であるころねがメイン。
アヤナミみたいな無表情キャラが(あくまで無表情なままで)色仕掛けで迫っちゃいますよ!

黒猫の愛読書 I -THE BLACK CAT’S CODEX- 隠された闇の系譜

タイトル:黒猫の愛読書 I -THE BLACK CAT’S CODEX- 隠された闇の系譜(小説:スニーカー文庫)
作者  :ふじもとけい:藤本圭
絵師  :Dite
デザイン:?
編集  :?

第12回スニーカー大賞受賞作<優秀賞>受賞作。
内気で本好きな少女には「本と会話できる」という特殊な能力があって、それがきっかけで戦いに巻き込まれていくことになるアクションです。
本に関してもあれこれ書かれているんですが、むしろ魔術アクションのほうがメイン。
「R.O.D」や「文学少女」のような活字中毒者仕様な物語とはちょっと傾向が違う感じ。

あれですね、主人公の少女・綴の妄想爆発な性格その他もろもろ少女小説寄りなので、そっちを親しんでる人向けな気がします。