名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

――さあ、盟。あたしに教えて。
――どちらが、多数派?


タイトル:楽園ヴァイオリン クラシックノート(小説:コバルト文庫)
作者  :ともぎりなつ:友桐夏
絵師  :四位広猫
デザイン:?
編集  :?
キャラ :?(ネタバレ防止のため伏せます) (87 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

リリカル・ミステリはすばらしい!
言いたいことはそれだけ。人によってはこの雰囲気が合わない場合もあるでしょうが、一冊も知ることなくスルーしているのはあまりにももったいないのでぜひとも一度は体験してみてください。そして願わくばファンになりましょうそうしましょう。

それでは台詞解説。
ヴァイオリニストとして高い評価を得ている盟。その彼女の最大の武器が「主観を排除して、多数派をとらえるこのできる感覚」で、彼女の友人はその能力を高く評価してました。そんな友人が、盟と一緒の時に何か岐路に迫られた時の問いかけです。
いやはや、ある意味リリカル・ミステリを象徴した台詞というか、例えばマリみてあたりではどう間違っても出てきそうにない台詞ですええ。