2007年8月の傑作ライトノベルピックアップ
2007年8月発売のライトノベルの中から、個人的に特におもしろかったものをピックアップして紹介。(先月分はこちら)
8月も夏コミの準備&参加であまり本を読めず、傑作が漏れてたらごめんなさい(汗
単発&新作優先。特に人気シリーズについてはよほどすごい!と思ったとき以外は対象から除外します。
(でも今月はシリーズ物ですごい!と思ったものが多かったなあ……)
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
明確な順位付はしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。
“文学少女”と慟哭の巡礼者
間違いなく今月のベスト1。
シリーズ未読の方にも今からでもいいから読んでみて!と言いたいおすすめの一品。
そして実はヤンデレ作品としても超レベルです。
時載りリンネ! 1
ボーイミーツガールな一夏の冒険譚。限定的に時を操る時載りの少女。
「1」とありますが、きちんとまとまっているのでそこはご安心を。
SF読みにもおすすめ。図書館において欲しい感じ……
ドラゴンキラーあります
7月発売の作品なんですが、チェック漏れしてました(汗
ドラゴンをも倒す人であって人にあらざるドラゴンキラー。
そんなドラゴンキラーに人生を狂わされた男と、ドラゴンキラーの少女の物語。
ちっとも主人公が善人じゃないところにかえって惹きつけられます。
ミステリクロノ
時間を操ることのできる天使との遭遇から始まるミステリ。
エンタメ部分が魅力的なので、肩肘張らず自然にミステリを楽しめる仕掛け。
とらドラ 5!
ラブコメ好きなら黙って読むべし。
圧倒的なパワーがあります。
福音の少年 闇の王子―Good News Boy
過去、彗星の衝突がきっかけで魔法という未知の力を手にし、今では魔法使いが当たり前に存在する世界の話。
生活感というか臨場感がいいですね。
激強の人間の人間くささや、逆に昼行灯な人間のふとした折りに見せる鋭さとか。
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