名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
　

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本日の名台詞

投稿者： tonbo 投稿日時： 土曜, 2007/11/17 - 12:37

「なんであんなことしたんですか？」
「一口には言えない。なにか起きると思ったんだ。そして、それはたぶん少年にとっても蛯沢真冬にとっても、悪いことじゃないだろう、と。もちろん、なんにもならない可能性だってあったよ。でも大勢人を集めて喇叭（ラッパ）を吹くだけが革命じゃない。人間がなにかを為そうと思ったら必ず、実らないかもしれない種を荒野に蒔くことから始めるんだ」
詩心のないぼくにはこう聞こえた。なにか面白いことが起きそうだからきっかけを作ってみた、と。だから、一片も感謝はしないことにした。


さよならピアノソナタ
→honto、→amazon
タイトル：さよならピアノソナタ（小説：電撃文庫）
作者　　：すぎいひかる：杉井光
絵師　　：うえだりょう：植田亮
デザイン：？
編集　　：？
キャラ　：桧川ナオ＆神楽坂響子　（302 P）
作者直営サイト：NEET TEEN
絵師直営サイト：FancyFantasia
特記事項なし



　▼本日の作品＆台詞解説▼

恋と音楽、そしてほんのちょっぴり革命。
これぞ青春小説。音楽のわからない人でも楽しめますが、特にわかる人はぜっっったいに読むべし。おすすめ。

それでは台詞解説。
神楽坂先輩の機転が、桧川ナオの窮地を救ったんですが、予想外の救いの手だったので質問したらこんな答えが。
いかにも神楽坂先輩の考えそうなことなので、ニヤリとしますね。