名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「所詮俺たちが獲得せんとするのは半額弁当でしかない。真っ当な人間からすれば見窄らしい行為だろう。無様だと嘲笑う者もいるだろう。
しかし、だからこそ、俺たちは誇りを持ってここにいる。見窄らしい行為だからこそ、誇りを持って全力でこれに当たる。たとえ如何なるものであれ、人が一生懸命に頑張っているものを非難する権利は誰にもない。
それにな、誰しもに負けると思われている勝負を覆す。それが……楽しいんだよ」


タイトル:ベン・トー ― サバの味噌煮290円(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あさうら:アサウラ
絵師  :柴乃櫂人
デザイン:?
編集  :?
キャラ :顎髭 (137 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

半額弁当争奪戦。それがこの作品のすべてです。無駄に熱いです。
ある種バカテスに通じるかもしれませんが、あれよりもさらに特化しているかと。
弁当を食べるシーンがこれまたやたらおいしそうなんですよ!

それでは台詞解説。
早い話が劣勢を覆して、いかに弁当をゲットするか、そういうことを語ってます。なんでこんなに熱いんだ……