名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「僕は、特別な人間なんかじゃない。その場にあるものだけで、どんな危機でも乗り越えられるような人間じゃない!! 勝てる訳がないじゃないか。相手はフランス最大の魔術結社なんだぞ! そんなもん相手にどう戦えって言うんだよ!!」
「だから、彼女の事は諦めるのか」
「……、」
「くだらん絶望など、している暇はない」
「敵は強大であり、そしてその目的に対する実行力を鑑みれば、彼女がこれから迎える運命は明白である。ならば、貴様がここで考えるべきはただ一つのはずだ。
あれだけの絶望的な状況で、それでも彼女は貴様を『信じている』と言った事である。
貴様はどうする。愚か者の少女が描いた夢を守るために、もう一度立ち上がるか。それとも愚か者の少女に現実を教え、さらに深い絶望を与えてやるか。
選べ。貴様はどちらを選択する」


タイトル:とある魔術の禁書目録 16(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :? (199 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

解説はお休みー。
ていうかこの明白な燃える台詞に解説など無粋というもの。