名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「死人に栄誉などあるものか」
「アルバートもジュディも死など、一瞬も望まなかっただろう」
「死骸など、残された人間から、その心から何か奪っていくだけだ」

「グレン」
「妾は死に栄誉など感じないぞ。むしろ死を侮蔑する!」
「例えば貴様が妾を護って死んだとしても、妾は貴様を罵ってやる。あらん限りの辱めをその死骸に与え尽くしてくれる。恐ろしいと思うか?」


タイトル:花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エミリー (183 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

時折聖女のような敬虔さを見せることもあるけれど、やっぱりその本質は偉そうでそんな態度こそが似合う鉄球姫エミリー。3巻はおとなしめ、と見せかけて……。

それでは台詞解説。
口調こそ乱暴だけど、自分の身の回りの者の死を誰よりも気にしているエミリー。暗に死ぬなと言ってます。