名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「私、表面だけ気をつかわれて、嬉しくもないのにありがとうって言うのいや」
「わがままだな」
「そうだね。
でも、わがままにしてきらわれるほうが、我慢してきらわれないよりもいい」
「それで、誰にも好かれなくてもいいのか?」
「違うよ。好きはもっと強いよ。私が好きな人も、私を好きな人も、好きがあれば、わがままなんて、たぶん気にしない」


タイトル:侵略する少女と嘘の庭(小説:MF文庫J)
作者  :しみずまりこ:清水マリコ
絵師  :toi8
デザイン:?
編集  :?
キャラ :中山りあ&早川牧生 (75 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

侵略する少女と嘘の庭は、ちょっと不思議な要素の入った青春ストーリーです。嘘シリーズは、そういう不思議な要素が入ることが共通しています。心情表現の端々が実に上手い!特に今日紹介した台詞は要注目です。

それでは本日の台詞解説。
強烈な性格で周りをかき回す中山りあ。彼女の本質の一端を垣間見ることが出来ます。ひたすらわがままに動いているように見える、彼女の考えは……。