名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「っつか、これ終わったらホントに軍を辞めよう。ホントにオブジェクトと戦うのもう辞めよう!! 俺は『貴族』の家を継ぐ。ぶっちゃけオブジェクト相手に戦争起こしてんだ。家の連中が反対意見を出したら、そいつらとだって戦争してやるよ!! 冷静に考えたらそっちの方が絶対に楽だろ!! なぁ、俺は今まで何をやってたんだ!?」
「それはそうだよな! こんなのなら派遣留学なんてしてないで、普通に受験戦争に挑んでいた方が良かったんじゃないかと俺も思う!」


タイトル:ヘヴィーオブジェクト(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :凪良
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ヘイヴィア&クウェンサー (371 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

オブジェクトという、およそ化け物な兵器とろくな武装もなく、智恵だけでなんとかするゲリラ戦的ななにか。
便利な右手とか魔法とか超能力なしでなんとかします。

それでは台詞解説。
要するにオブジェクトとやりあうのがどれくらい無謀なことかがわかりやすく語られてます。ヘイヴィアは貴族としての箔をつけるため、クウェンサーは受験をパスして技術者の切符を手に入れるため軍を利用したつもりがなんかもう大変なことになってます。命って大事。