名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

(……私は、何も失ってなどいなかった……)


タイトル:彼女は帰星子女〈2〉(小説:電撃文庫)
作者  :うえのゆう:上野遊
絵師  :あかざ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :福山絹 (276 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

彼女は帰星子女は、ちと時間ないのでささっと説明。
地味+新人さんの作品なので荒削りな部分もありますが、いい話です。テーマとしては差別・疎外感、そんな感じで。戯れ言の応酬になりがちな最近の電撃文庫の主流作品を読んでて「どうもなんか違う」と思っているような方にはたぶん気に入ってもらえるんじゃないかと思います。ちなみに設定上、SFですがほとんどSFを意識することはないと思います。

それでは本日の台詞解説。
これ単体だとあまり意味がないかも……意地になってしまった気持ちを素直にしてみれば、見えてくるものもある、そういうことです。作品の鍵になる重要な台詞でもあるし、このシリーズが好きでひいきという気持ちも手伝って(笑)載せることにしました。