名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「良いか。目の前で誰かが苦しめられていたとしても、そこで迷わず武器を握って凶漢をブチ殺すようなヤツは、似たような悪党だ。人の気持ちも考えず、更正の機会も与えず、理に適ってるってだけで人を殺せるヤツは善人なンかじゃねェ。オマエはそォいう野郎になる必要はねェ。そいつは俺の領分だ。俺一人だけがやるべき事だ」


タイトル:とある魔術の禁書目録 19(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :一方通行 (209 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品そのものの紹介は省略してさっそく台詞解説に。

悪党の論理で助けた小学生が、一方通行の手伝いをしようと真剣に申し出ているところを拒絶しているところ。一方通行の憎めないのは、あんだけ普段から罵詈雑言を吐きまくっている彼ですが、意外と年下や弱い者相手には正面から向き合うところがあって、これがかっこいいんだまた。