名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「無茶を……しないでくださいよ」
「わたしの気持ちがわかったか?」
「え?」
「お前が無茶をしている時の、わたしの気持ちがわかったか? この間のわたしはそういう気持ちだったんだ。きっとな」


タイトル:鋼殻のレギオス(3) センチメンタル・ヴォイス(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :あまぎしゅうすけ:雨木シュウスケ
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :レイフォン&ニーナ (268 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

足を生やした自走都市に、それを餌とする超巨大生物……という独特な世界観が魅力のこのシリーズ。

それではさっそく台詞解説です。
自らが桁外れに強いことを自覚しているだけに、つい自分ですべてをしょいこんで戦おうとするレイフォン。そしてそんなレイフォンがピンチに陥った時に自分の危険を顧みずフォローに入ったニーナ。その戦いが終わった後での二人の会話です。
素直に「心配だ」とは言わず、微妙に持って回った言い方をするそんな関係の二人にニヤリとします。