名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「祈りは届く。人はそれで救われる。私みたいな修道女は、そうやって教えを広めたんだから!」
「私達の祈りで救ってみせる。この子も、ひょうかも、学園都市も!!」


タイトル:とある魔術の禁書目録 (13)(小説:電撃文庫)
作者  :かまちかずま:鎌池和馬
絵師  :灰村キヨタカ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :インデックス (334 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

とにかく「燃え」、これに尽きます。
ここまでの人気を獲得しているのも、いまどき珍しいくらいに由緒正しき少年漫画的な燃えが受けているのでは……。
もしちょっとでも気になる人がいたら、1巻をまず読んでみてください。それで割とツボなら今度は2,3巻を一気読み。
そこでおおよそシリーズに対する適性があるかどうかわかると思います。
ちなみに自分の場合は、1巻でこれ以上ないくらいにきれいにまとまったはずの物語を、2巻で見事に再び開いてくれたあの展開で惚れました。

それでは、台詞解説。
まあ、状況としてはかなりやばい中で、インデックスが「祈り」によって、一発逆転を図ろうとしている場面です。
この次のページには挿絵もあって、普段はどっちかというと状況の補佐とかさもなくば蚊帳の外に置かれることが多いインデックスにとって、彼女自身が状況を打破する屈指の名場面じゃないかな?と勝手に思ってます。