名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「あなたは自分だけが見たいのでしょう。人からは見られたくない。それは自分を知られてしまうことだから。あなたの心を見透かされてしまうから」
「なにを言ってるの……」
「あなた、ここに占いをしてもらいに来たんでしょう?」
「そ、そうですけど」
「あなたは誰にも見えない遠く離れた場所から、一人でみんなを眺める。それで理解したつもりになっている。本当に理解するという意味も知らずに……。
人を理解するということは、お互いの心をさらけ出すこと。一人、自分だけが他人を理解できるなどと思うことは、風景の写真を見て、自然を満喫していると思うくらい滑稽なこと」


タイトル:クダンの話をしましょうか(小説:MF文庫J)
作者  :うちやまやすじろう:内山靖二郎
絵師  :あさみ:朝未
デザイン:?
編集  :?
キャラ :クダン&双美 (232 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

人の災いの予言をすることが出来るが、代償にその人の記憶から消えてしまうという少女クダン。
なんとももの悲しさを持った連作短編形式の物語。

では台詞解説。
とある事件の首謀者を、クダンが追求している場面です。なのですが、オタク……というよりは自分自身にこういう心理的傾向がないとは言えないので自戒の意味も込めつつ引用してみました。