名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

2008年3月の傑作ライトノベルピックアップ

3月読了分じゃなくて、発売分……が目標です。(先月分はこちら

単発&新作&マイナー優先。
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
明確な順位付はしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。


SH@PPLE 1
萌え系とは表向きの姿。
実は双子入れ替わりラブコメで、正統派。ちなみにTSではないです。


さよならピアノソナタ 2
音楽の天才だが、精神的な問題からピアノが弾けなくなった少女がヒロイン。
今にも聞こえてきそうな音楽への想いが伝わる青春小説。


樹海人魚 2
伝奇もの。中村九郎作品屈指の読みやすさ。入門編としてどうぞ。
心情や情景描写が光ります。


モンスターズ・イン・パラダイス 3
人と神話的人類が共存する世界での差別な部分に正面から取り組みながらも、世界観が楽しく、かつきっちりしたファンタジー完結編。

残り1作は、けっこう悩んだ末なので選ぶ度に変わりそうな……


デビルズ・ダイス 2の目
ほぼ間違いなく、デスノート好きなら気に入ります。
どんな出来事も見通す悪魔のサイコロを手にした天才少年、そして対立した元親友の、智恵と命を削り合う死闘。

《番外:コミック化作品》

 
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上・下
非常に良質なコミック化。
あのどこにも出口の見えない絶望感を非常に丁寧に映像化し、主要な台詞も押さえられてます。

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