2008年4月の傑作ライトノベルピックアップ
2008年4月発売のライトノベルの中から、個人的に特におもしろかったものをピックアップして紹介(先月分はこちら)
完全に読み切れていないので、後からこれらに匹敵する作品が出てきたら改めて紹介します。
単発&新作&マイナー優先。正直今月は圧倒的に続きものの方が強かったんですが、涙を呑んで続き物は厳選しました。
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
明確な順位付はしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。
L 詐欺師フラットランドのおそらくは華麗なる伝説
顔の良さと口先のうまさだけが取り柄の詐欺師バーンの運命の出会い。
強い者には媚びへつらい利用するのが信条の男が、初めて本当に恋をして、なけなしの勇気を振り絞ります。
θ―11番ホームの妖精
存在しない東京駅11番ホームの駅員を務める謎多き少女と相棒の狼が主役のSF。
999の逆バージョンで、いろんなやっかい事が向こうからやってきます。
葉桜が来た夏
異人種コミュニケーションと、ボーイミーツガール。
何度も直球で心をぶつけ合ううちに理解が生まれ……。
イキガミステイエス 魂は命を尽くさず、神は生を尽くさず。
圧倒的にシリアスに、高い筆力で畳みかけるデビュー作。
荒削りですが、今後が楽しみ。なお詳細は書影クリックで。
さて、紹介こそ最後になりましたが実質はこの作品こそが今月のナンバーワンです。
スプライトシュピーゲルIV テンペスト
圧倒的迫力。読んで体感してもらうしか!
蛇足。
“文学少女”と神に臨む作家 上、七姫物語5、世界平和は一家団欒のあとに4、この辺も相当おもしろかったです。
単純な出来だけで判断するならこれらシリーズものの方が上なんですが、まあそこは新人新作を応援すると言うことで……。
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