名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「応えよ、我が呼び声に。来たれ、我が眷属。我が血の道を辿り、命運の門を開け……」

「ジェダイトちゃん、助けてえーっ!」


タイトル:賢者なんて大キライ!―サウザント・メイジ(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :まりお金田
デザイン:リックデザイン事務所
編集  :笠原次郎
キャラ :アダマス (127 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

日頃から「佐々原作品はいい!」と言ってるクセに、罰当たりなことに未だサウザント・メイジシリーズは積読して読んでなかったのです。これではまずいと、先日ようやく手に取ることが出来ました。
やっぱりおもしろい! 軽快なコメディと、そこにきらりと光るシリアスの一筋!実に絶妙です。
さー、読み始めたからにはシリーズ片づけないとね。

それでは台詞解説を。
なんてことはない、アダマスちゃんが召喚呪文を唱えているわけですが、この召喚のすごいところは魔法陣とかそういうった形式的な手順はほとんど必要としていないことです。本人が心から召喚しようと思う心、これが召喚の力となるようです。
単純にして強力。まことにでっかい召喚術だと言えるでしょう。