名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「私は、お前を私だけのものにしたい……」
「お前の描き出す魂の形を私だけのものに……」
「浅ましい願いだという事は分かっている。身勝手であることも承知している。ひょっとしたらお前の神曲楽士としての未来を歪める事にすらなるのかもしれない。だが――私はどうしてもお前を独占したい……」
「だから」
「百万の精霊の代わりに私が働こう。百万の精霊の代わりに私がお前を支えよう。百万の精霊よりもより強大な力となってお前に使えよう」
「それでは、ダメか……?」


タイトル:神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 1(小説:GA文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :神奈月昇
デザイン:?
編集  :?
キャラ :コーティカルテ・アパ・ラグランジェス (291 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ポリ赤邂逅&学園編。
しつこく書きますが、ポリフォニカに手を出すチャンスの一冊と言えます。
他の一切のポリフォニカや他メディアを知らなくても、これを読めば大丈夫。

それでは台詞解説。
いろいろすったもんだの末にフォロンがコーティカルテのために神曲を奏で、コーティカルテが決死の想いでフォロンへの独占欲を語ります。
しかし、この独占欲を見れば普段あれだけ嫉妬深くても仕方ないなと思えますね(笑)