名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

いつ、彼に教えてあげようか。
強い強い化け物さまには、あんな所業、思い付きすらしないことを。
この悪意は、化け物なんかにはとても真似できないことを。
倫理を踏みにじり良心を貶め、残虐を極め悪徳に法悦する。それは紛れもなく、証だ。
人間が人間であり化け物などでは決してない、証拠だ。


タイトル:アカイロ/ロマンス 2 ―少女の恋、少女の病(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :秋津依紗子 (270 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ひとつ安心させては突き落とし~。
人の悪い展開には定評のある作者の人だけに、相変わらずです。
やーな展開に幸あれ。

それでは台詞解説。
化け物の醜さ、……ではなく人間の「化け物ぶり」について書いてます。工作、謀略、そんなものは当たり前。
人間の方が怖いのです。