名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「あたしは生まれたときからずっと独り、あたしに味方なんていなかった。でもそれを不遇と思ったことなんざない。あたしには味方なんて必要ない! あたしは独りで十分だ! あたしはただ、孤高である、それを証明するために、あたしは今まで生きてきたのさ、あはははははははははははははははは」
「あたしは独りで生きていく。それを証明するにはどうすればいい? そんな方法は一つしかない。あたし以外の全人類を皆殺しにしてやるのさ! その時こそ、あたしは誰にも依存しない、たった独りの完全な存在となれる!」


タイトル:ぼくと彼女に降る夜 ルナティック・ルーラー~狂濫を征する者(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :やちまたあゆむ:八街歩
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エリザベート (258 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

魔術師同士の戦いの宴。主人公達がまっすぐな気性の分、周りを固める脇キャラには壊れた人達の多いこと多いこと!

それでは台詞解説。
狡猾なのに、どうみても人格が壊れている狂気の魔術師・エリザベート。彼女がどんなことを考えて行動してるか、その一端が明らかになります。
この壊れっぷり! エリザベートさん、素敵です。友達にはなりたくないけどな!