名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「わたしはおまえに殺されるはずだったんだ!」
「おまえがその運命を喰ってしまったんだろう、それなら!」
「ずっとわたしのそばにいろ。死が巡ってきたら、それを喰らえ。わたしだけを、わたしの命だけを喰らえ」


タイトル:剣の女王と烙印の仔 1(小説:MF文庫J)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :夕仁
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ミネルヴァ (52 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

周りに死を運ぶとして敵にも味方にも恐れられた傭兵の少年・クリスが、ミネルヴァと運命の出会いをする……。
剣のファンタジー。

それでは台詞解説。
クリスとミネルヴァの出会いのシーンです。ミネルヴァを殺す者として未来予知をしていたクリスが、むしろ死にたがっているかのようなクリスの態度に腹を立て、宣言しているところ。少々歪な二人の関係ですが、実際読み進めてみるとわかりますが、実にお似合いのカップルとしかいいようがない(笑)