名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「おどれがどんな価値観持とうと、どんな正義感持とうと勝手やけれど――そんな理想を他人に押し付けんなや」
「……他人じゃねえよ」

「他人じゃありません。家族ですよ」
「…………」
「家族には、僕は理想を押し付けますよ」


タイトル:偽物語(下)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?
キャラ :阿良々木暦 (310 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

言葉遊びやボケ&ツッコミの楽しい、とにかく出てくるキャラがことごとく立ちまくっている化物語シリーズ。
なにげに熱い台詞も多かったりします。

それでは台詞解説。
家族のピンチに対して阿良々木暦の選択とは? この理想の押し付けというのはいい意味でのものですが、具体的な内容については本編で、ということで。他人じゃなくて家族だからこそ、多少突っ走っても信頼関係がある、とそんな感じでしょうか。