名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「なるほど。確かに軽い方が早く動けそうですもんね」
「そうそう。――おいモブ子、何で私の胸を見てやがる」
「他意は無いニャー」
「いきなり無理なキャラ付けをして話を逸らそうとするな!」
「ちっさいですね」
「正直になれとも言ってない!」
「やはり名は体を表す、と」
「稲朽深弦のどこに貧乳の要素があるんだ!」
「たわわに実った稲穂が朽ちる……」
「そこまで言っておいて他意が無いとは言わせない!」
「悪戯心があるだけですよう」
「それを悪意って言うんだよ!」
「深弦、怒鳴っても胸は大きくなりませんわよ」
「黙ってたって大きくなるわけじゃないだろ!?」
「あら、先日学会で無口な方が胸が大きくなりやすいという研究結果が出ましたのよ?」
「…………………」
「もちろん嘘です」
「一瞬でも期待した私を殴りたい!」


タイトル:オルキヌス2 稲朽深弦の調停生活(小説:GA文庫)
作者  :とばとおる:鳥羽徹
絵師  :とべすなほ:戸部淑
デザイン:?
編集  :?
キャラ :モブ子&稲朽深弦&セシル (31 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

怒濤の掛け合いと、ひねったファンタジー観が魅力。
もちろん、ちゃんと締めもありますよ?

それでは台詞解説。
胸の貧しい深弦に次々襲いかかるツッコミとその迎撃の模様。こんなやり取りがバンバン交わされます。