名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

蒼穹のカルマ

12/02/21 - の記事

蒼穹のカルマ8

タイトル:蒼穹のカルマ8(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

超がつくくらいに大好きだった蒼穹のカルマシリーズがついに完結。
これからは何を頼りに生きていけばいいのか……。すいません、ちょっと大げさに言いました。

いつもの通りのハイテンションで暴走しつつも、綺麗にばらまきまくった伏線も回収して最後まで見事な構成で魅せてくれました!
すごくバカで、けれども非常に完成度の高いシリーズをありがとう!

11/02/21 - の記事

蒼穹のカルマ7

タイトル:蒼穹のカルマ7(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

毎度毎度読者の予想を完全に裏切る、とんでもない方向の物語展開を連発しながら後で振り返るとすべてきちんと伏線として機能していて、風呂敷もキレイにたたみきってしまうという侮れない叔母バカストーリー。

いろいろありますが、今回の見どころはなんといっても鳶一槇奈の活躍でしょう!
なんていうか初登場時の全く好きになれない小悪党的なイメージは完璧にどこかに吹き飛んでしまいました。

11/01/14 - の記事

改めておすすめ! 傑作コメディ「蒼穹のカルマ」を読もう!

「なんかおもしろいラノベない?」
こういう漠然とした質問は実は一番答えるのに困るわけですが、そういう時にひとつ挙げたいのがこの「蒼穹のカルマ」です。
燦然と輝く叔母バカコメディ!

1ページ先の展開が読めないんですが、どんなに無茶苦茶にみえても最後にはきっちりストーリーとしてまとめてくるなどただの超展開にあらず。最初に出てきたときにはただの使い捨てキャラだと思ったらきっちり重要な役どころとして出てくるなど、とにかく気楽に読める見かけとは裏腹に細部まで行き届いたシリーズです。
鳶一なんて最初はただのウザキャラだったのに、いつの間にかもはやツンデレの極地だし。

まあ、読むときにはカルマが姪っ子に、変態という名の淑女として接するのを楽しめばいいいのでこ難しいことを考える必要など全くありませんけどね!

10/10/21 - の記事

蒼穹のカルマ6

タイトル:蒼穹のカルマ6(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

このままではヴァニラさん……もとい駆真さんが死んでしまう!

……いやまあ実際死んでしまうわけですけどね?
なんつう展開だよこれ。最初見た時「なんて酷い表紙&帯だ」と思ったんですが、これがほぼ6巻の内容を正確に表してるからなんということでしょう。

パロディを使わない純粋なコメディとしては実はかなり優秀なシリーズだと思います。

10/06/20 - の記事

蒼穹のカルマ5

タイトル:蒼穹のカルマ5(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

どうしてこうなった。

今度はカルマが魔法少女になってしまったぁぁぁ!

空獣と呼ばれる化け物から国を守るうんぬんという建前(笑)を放り投げ、ひたすら姪っ子をかわいがり、邪魔する者はすべてなぎ倒すという斜め上に突き抜けた物語もいよいよクライマックス近し?
こんだけネタまみれなのに、物語がぶれないところがこのシリーズの素晴らしさだと思います。

10/02/22 - の記事

蒼穹のカルマ4

タイトル:蒼穹のカルマ4(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

あらすじをなーんにも読まなくても、もはや表紙だけでなんとなーくわかってしまう。
ええ、その通り。今度はカルマが魔王になっちゃいますよ!

「お約束」をひっくり返すことが基本構造になっている、ある意味ではスレイヤーズ的な叔母バカアクションコメディです。
今回も飛ばしてます。

09/10/20 - の記事

蒼穹のカルマ3

タイトル:蒼穹のカルマ3(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

常に斜め上、予想外の方向に進み続ける叔母バカアクション(勝手に命名)。
なんと今回は学園編だ!
……って、あれ? なんで駆真が制服着てるんだ?
ていうか、なんかプロローグの文章が!?

09/04/19 - の記事

蒼穹のカルマ2

タイトル:蒼穹のカルマ2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

空を翔ける害獣・空獣(エア)。人間は、空獣の死骸を利用して、空を飛ぶ天駆機関を使って空獣に対抗。
そんな世界で、特殊な天駆機関で空を自在に駆け、誰よりも多く空獣を屠ってきた騎士・高崎駆真の物語。

当然、空戦アクションだと考えるのが普通ですがこのシリーズは1巻で物の見事に斜め上にぶっ飛んでました。
空戦アクションはただのおまけで姪っ子を溺愛する叔母バカ小説になってます!
2巻でもそれは健在。

09/01/21 - の記事

蒼穹のカルマ1

タイトル:蒼穹のカルマ1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :森沢晴行
デザイン:?
編集  :?

空を翔ける害獣・空獣(エア)。人間は、空獣の死骸を利用して、空を飛ぶ天駆機関を使って空獣に対抗。
そんな世界で、特殊な天駆機関で空を自在に駆け、誰よりも多く空獣を屠ってきた騎士・高崎駆真の物語。

……には違いないんですが、ものの見事に予想の斜め上を行きやがってくれました。

普通、『ああ、この激強少女騎士と空獣の死闘が描写されるんだな』と思うでしょう。