聖堂によって、信仰の邪魔となる本が次々焚書されている中、外法星導師ジグウォルと『万巻の書』と呼ばれる少女レジィナは彼らに反抗し、戦うという魔法ファンタジーもこの巻で完結。
完結なので、率直に感想を書きます。
なんという駆け足……
4,5巻一気に読んだこともあって、紹介って言うか感想はまとめて5巻の方に書くことにします。
読書狂ファンタジー……だったのですが、今回は復讐劇の方がメインになっているのでお遊びの部分は少ないです。 ジグウォルさん、復讐で完全に頭がいっぱいいっぱいになって突っ走ってしまいますが……。
いや、それにしてもやっぱり作者の人の本領はファンタジーなんだな、と改めて思わされる展開でした。
読書狂ファンタジー!
魔法とかも出てきますが、それよりもあえて主人公のジグウォルや、ヒロインの『万巻の書』レジィナのビブリオマニアッぷりが素敵。 あと、なんか出てくるキャラに憎めないやつが多いのもいいですねー。
この作品の主人公は素敵にビブリオマニアです。 本を読むことに至上の喜びを感じる人なら、これは読んでほしい! 読書狂って圧倒的に現代が舞台の場合が多いんで、ファンタジー世界でのビブリオマニアというのもまた琴線に触れるものが……
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