名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

漂う書庫のヴェルテ・テラ2

タイトル:漂う書庫のヴェルテ・テラ2(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かわぐちつかさ:川口士
絵師  :雛祭桃子
デザイン:?
編集  :?

読書狂ファンタジー!

魔法とかも出てきますが、それよりもあえて主人公のジグウォルや、ヒロインの『万巻の書』レジィナのビブリオマニアッぷりが素敵。
あと、なんか出てくるキャラに憎めないやつが多いのもいいですねー。

聖堂によって、自らの信仰を損ねるような本が焚書されてしまう世界。
外法星導師ジグウォルと『万巻の書』と呼ばれ、自らの中に多数の書を内包する謎多き少女レジィナは、まだ読んだことのない本を探し求めるという共通目的で共に旅をしています。
当然そんな行動は聖堂側にとっては面白くないので、ことあるごとにジグウォルのもとには刺客が差し向けられてくるのですが……

今回は敵に回っている星導師も知り合いだったり不思議と邪気は感じられなかったりで戦いへの緊迫感はそれほどなかったりします。
その代わり、他の少女たちがジグウォルのことを深くわかってますよ、みたいな発言をする度に、レジィナがわかりやすいツンデレ行動をとってくれるのがもーかわいくてかわいくて!


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