名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/12/09 - の記事

世界平和は一家団欒のあとに〈6〉星弓さんちの非日常

タイトル:世界平和は一家団欒のあとに〈6〉星弓さんちの非日常(小説:電撃文庫)
作者  :はしもとかずや:橋本和也
絵師  :さめだ小判
デザイン:?
編集  :?

一家全員が特殊な力を持ち、やっかい事に巻き込まれやすい体質という、いわばヒーロー一家の日常を描いた物語。
全体はコメディタッチでありつつも、時には世知辛い話にも踏み込んでいきますが、タイトルで明示されているように家族の絆の強さを感じさせてくれる物語です。

6巻は、短編集ですが……軋人と柚島の、絶妙な距離感がいいですねえ。

ラドウィンの冒険

タイトル:ラドウィンの冒険(小説:電撃文庫)
作者  :みずふじともひこ:水藤朋彦
絵師  :菊池政治
デザイン:?
編集  :?

ファンタジー路線の王道ボーイミーツガール。
現在主流となっている?中二病的なケレン味(笑)はなく、どこまでも正当派です。
少年少女三人の旅路の行方は……。

いちばんうしろの大魔王ACT4

タイトル:いちばんうしろの大魔王ACT4(小説:HJ文庫)
作者  :みずきしょうたろう:水城正太郎
絵師  :いとうそういち:伊藤宗一
デザイン:?
編集  :?

絶対に間違えないとされず、魔法学校の進路適正で「魔王」と診断されてしまった少年・阿九斗が、その正義感と負けん気と融通のきかなさから世の中の歪みを見過ごせず、やがて本当に魔王として大鉈を振るっていく話。
温泉だのなんだのと、お約束のサービスシーン豊富ですが、4巻は(いやまあそれでもサービスはあるけれど)、序盤お見合い!?と思いきや、かなりのシリアス展開に。この展開はちょっと予想外でした……。