名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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09/03/27 - の記事

本日の名台詞

『身を滅ぼす危険には近づかない。それは生きるための知恵だ』
「わかります。この二、三日で神様たちと出会って、すごく痛感しました。メルカルトって神様と会ったときなんかは腰が抜けました」
『……それでも尚、何か事を為そうというのか。愚かだな!』
「まあバカなことをしている自覚はあります、俺もエリカも。反論できません」
『君のバカさの方が、エリカ嬢よりも勝っているのはまちがいないがな! 何しろ彼女は魔術師、君は力なき一般人だ。比較になるまい。
だがまあ、バカは嫌いではない。頭のいいヤツには計算通りのことしかできないが、バカはときどき限界を超えるからな。あとは不快なバカと愉快なバカがいる。頼むから前者にはなってくれるなよ』


タイトル:カンピオーネ! 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ルクレチア・ゾラ&草薙護堂 (217 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

雑魚戦すっ飛ばして延々ボス戦!というアクションもの。
3巻では、主役を張る少年・護堂がいかにして神殺しになったかという前日譚にして、原点が描かれてます。

それでは台詞解説。
神を放っておくと、一般人に大きな被害が出るからと見過ごせない護堂とエリカ。二人の本質がよくわかる台詞です。……護堂はもちろんだけど、エリカもなんだかんだ言って騎士の中の騎士なんですよねえ。

乙女革命アヤメの!2

タイトル:乙女革命アヤメの!2(小説:MF文庫J)
作者  :しもふみひこ:志茂文彦
絵師  :ひがゆかり:緋賀ゆかり
デザイン:?
編集  :?

明るく健康的な?百合ん百合んです。

気がつくと自分がどこの誰だったかの記憶は一切なく、学園で有名なお嬢様の姫子と瓜二つの容姿をしているのがわかっただけ。
そして姫子からアヤメと名付けられた彼女は、姫子に保護されることに。しかしこの姫子、表面はこの上なく優等生でいい人のお嬢だけどその本性はかなり狡猾な腹黒で学園権力の掌握を虎視眈々と伺っている。かくてアヤメは恩があるため、姫子に逆らえずスパイ活動などに日々いそしむことに……。

カンピオーネ! 3

タイトル:カンピオーネ! 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?

カンピオーネ

神殺しの少年・草薙護堂が、超絶美少女で騎士で魔女のエリカのサポートを受けつつ、普通の雑魚相手の戦いはすっとばして、まつろわぬ神=ラスボスとの死闘を繰り広げる、ありそうでなかったアクションです。が……

3巻にして、ついに護堂が未だ神殺しではないただの少年だった時のエピソードが語られることに!
あのすべてにおいて強烈で終始ペースを握りっぱなしの少女・エリカとの運命の出会いについても語られます。もしかして、今SDの中では一、二を争う旬なシリーズかも。まだ3巻しか出てないので、乗るなら今のうちですよ!