名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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09/04/29 - の記事

本日の名台詞

「……あ、あれ?うちの国……じゃなかった、ミスマルカ王国にそんな法律ありましたっけ?」
「わたくしが法です。それがなにか」


タイトル:ミスマルカ興国物語 IV(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :ともぞ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :?&エーデルワイス (225 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

今回本編そのものはむちゃくちゃ複雑怪奇な政治力学の働くシリアス話……のはずなんですが、それでもやっぱり大事な場面での『何…だと…?』という、ぶっ飛んだ展開は健在です。いやもう、あれには参ったね!

それでは台詞解説。
無茶をやらかそうとする某人に対して言葉の鉄槌。あえてもう一人の発言者は伏せてあります。それにしても侍従長エーデルワイスの発言は一切の容赦なしだなあ。言葉で人が殺せそうだ。戦った時の真の強さを見る機会が中々ないのがちと残念ですが、エーデルワイスが直接戦闘に加わると戦闘の規模がインフレを起こすからなんだと思いますが……ぜひ暴れ回る姿を見てみたいものです。外伝とか出ないかな?

ミスマルカ興国物語 IV

タイトル:ミスマルカ興国物語 IV(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :ともぞ
デザイン:?
編集  :?

うつけと名高い?ミスマルカ王国のマヒロ王子。
戦わずして世界を統一しようと本気で考える、数多のイカれた者達からも揃って危険視されるマヒロがメインとなる、ファンタジー。
王道なはずなのに、超変化球を次々繰り出した挙げ句地球を一周して元に戻って直球になったそんなファンタジーです。

今回、紋章を得るために共和国入りするのですが……シリアスシーンの連続かと思いきや……
やっぱり、どこまでも林トモアキ節は健在でした。