名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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09/04/06 - の記事

封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)

タイトル:封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :ろくごまるに
絵師  :ひさいちよしき
デザイン:?
編集  :?

えーと、遅ればせながらやっと読みました。
足かけ14年にわたる物語もついに感動の大団円!……なんですが、その……話をものの見事に忘れていて気持ちが盛り上がるまでが苦労しました(汗

仙人になりたての和穂が封印をうっかりといてしまい、地上に散逸してしまった欠陥宝貝727個。
それに責任を感じた和穂が、最後まで残っていた剣の宝貝・殷雷とともに回収する中華風ファンタジー。
力づくよりも智恵を駆使する場面が圧倒的に多い、宝貝の回収手段は今読んでもなお独創的。今からでもぜひ読んでほしい名作です。