名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

2007年7月の傑作ライトノベルピックアップ

2007年7月発売のライトノベルの中から、個人的に特におもしろかったものをピックアップして紹介。(先月分はこちら
7月は夏コミの準備に追われてあまり本を読めず、真の傑作を取りこぼしているかも(汗
単発作品優先。特に人気シリーズについてはよほどすごい!と思ったとき以外は対象から除外します。
詳細な感想・名台詞については書影をクリックしてください。
ちなみにこのピックアップは初回から全て、明確な順位付こそしていませんが、上の方のものをよりおすすめとしています。


ダークエルフの口づけ 3 ソードワールドノベル
ソードワールドに縁のない方にもおすすめ。
ファンタジーではありますが、「誰が敵で誰が味方なのか最後までわからない」サスペンスとして高く評価します。


戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺
目つきが凶悪なばっかりに就職できず進退窮まったニート青年・ヒデオと、彼に拾われた自称・史上最悪のウイルス・ウィル子がハッタリ(と時々それ以外)で、猛者の集う聖魔杯を勝ち抜く話。いい意味でカオス!


食卓にビールを6
女子高生人妻理系オタクで作家なわたしの、大いにへんてこなSF的日常あるいは非日常。
完結です。


カラクリ荘の異人たち~もしくは賽河原町奇談~
妖怪奇譚。妖怪の描写の仕方が非常に味わい深いです。


螺旋の国の3ドリル
異世界に飛ばされた三人組の高校生。そこでは螺旋の力が最強で……。ドリル万歳な話。

なお、お気に入りでライトノベルサイト杯にも投票した作品をついうっかり漏らしたのに気がつきました。
今月は5+1という扱いで……(汗

モノケロスの魔杖は穿つ3
もはや全く終わり方が読めない、設定に凝りまくった現代が舞台のファンタジー。
3巻は読む人皆あまりの展開に呆然。

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