名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「〈悪〉の剣士の質も、落ちたもんだ。〈悪〉たるか、〈悪〉なすか、その違いを知らんやつが、剣を執るな」


タイトル:ばいばい、アース 1(小説:角川書店)
作者  :うぶかたとう:冲方丁
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ラブラック·ベル (57 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

燃えます。戦いで相手の武器と腕をまとめて粉砕する大剣を振り回す少女は素敵。
赤枠おすすめしました。詳細は書影をクリックです。

この物語で出てくる「悪」というのは、最初から陣営を切り分けられてしまうようで、われわれが想定する「正義」「悪」の概念とはどうも違うようです(まだ1巻しか読んでない段階ではよくわかりませんが) このせりふにおいては悪=無頼とでも読み替えておけばだいたい意味的には近いです。ようするに「腐った真似すんな外道が」ということです。