名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

なあ。そろそろ仕事の話、しないか。
「何よその言いぐさ。私はね、キミがあまりにも愚かなので哀れに思ってわざわざ教え導いてあげているのよ? 神も悪魔も、いずれも人間の脳が生み出したイメージであり、観念上の仮想的存在にすぎないのよ」
「カトリックのお膝元でエクソシストの教育を受けた光紗先輩が、そんなマリリン・マンソンみたいな発言をしていいのか?」
「いいのよ。神もロックも死んだのよ」
ちょっとかっこいい。


タイトル:イマジン秘蹟 1(小説:スニーカー文庫)
作者  :ほんだとおる:本田透
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?
キャラ :尾津智弘&大道寺光紗 (127 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

学園退魔もので、個性的なメンバーが暴れ回ります。
各人物にも重い背景があったりして、物語もけっこうしっかりしているんですがやはり軽口の応酬こそが華。
しかもツンデレ率高し。軽口のキャッチボールが好きな人ならおすすめ。

それでは台詞解説です。
この台詞の肝は、実のところマリリン・マンソンかも。リンク先はwikiなんで詳細知りたい方はじっくり読んでもらうとして、要は「アンチクライスト・スーパースター」の人です。
つまり「上手いこと言った!」というやつですええ。