名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「どんな世界にも善良な人間はいるしそうでない人間だっている。危ない目に遭うこともあるし、思いがけない相手に助けられることだってある。神様も奇蹟もないなら、人を救ってくれるのは、最後には人間と、愛情じゃないのか」


タイトル:円環少女 7(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :武原仁 (74 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

サドロリ少女メイゼルさんが健気にがんばる、独自の世界観を持った魔法アクション。
癖はかなりあるけど設定好き……と、Mな人と、小学生好きな人意外にもおすすめ。
最近こなれて来たのかそれとも読む方が慣れてきたのかだいぶ読みやすくなってきたような?

それでは台詞解説。
まあ青臭い台詞なんですが、神様や奇蹟がないっていうのは単に一個人の状態だけでなく、「地球」が魔法の使える三千世界の中で唯一魔法が使えない地獄とされているからでもあります。あ、ちなみに語る相手は暴走した魔法使い。