名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「ねえ、サクヤ……
きみは、大切なものをたくさん作っていたんだね。僕の知らない間に」
「知らない間? なにを言ってるの?
私が大切だと思えるものをたくさん作れたのは……全部、おまえのせいだ。ヒソカが『戦いしか能のないきみには苦痛だろうけど、普通の女子高生の生活を送ってもらうよ』なんて言い出したのが始まりでしょう?」

「全部、おまえのせいなんだからっ」


タイトル:殺×愛3 ―きるらぶ THREE―(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かざみめぐる:風見周
絵師  :G・むにょ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :椎堂密&サクヤ (137 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

えーちょっと今まともに頭が回転してないので、作品説明かなりいいかげんです(汗
そのうち直す、かも。世界が滅ぶのをふせぐため、不完全な不死者・オメガたる椎堂密を殺すこのできる唯一の条件を満たすため、彼と相思相愛になろうと努力?する対天使兵器(ルシフェリオン)のサクヤ。そして歪な感情を抱えたまま自分を含めた全てを騙そうと行動し続ける密。そんな二人の恋と、そして二人の守ろうとする街の行方は。

うだうだ書きましたが、平たく言うと兵器として生き、恋とは無縁だったサクヤが密と相思相愛を目指して四苦八苦するツンデレストーリーです。ほんとうは正確じゃないけど、でも合ってます。

さてそれでは台詞解説へ。
普通の学校生活を知らないサクヤが、恋をするために普通の学園生活を送るうち、「人類」以外の守るべき何者も持たなかった彼女の変化を捉えた台詞です。口調こそ責めているんですが、でも?