名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「つまり……今のケースケは怒ってるってこと?」
「そうだ。もう頭の中が煮えくり返ってる」
「何でよ……何でそこまで――あたしはこうするしかないっていうのに!!」
「お前が諦めてるからだ! 選びたくないことなら、意地でも選ぶな!」
「だったらケースケは、どうしろっていうの!!」
「知るか!!」
「は、はぁ!? あんた、ふざけるのもいい加減にしなさいよ……言うだけ言って無責任にもほどがあるわ!」
「ふざけてなんかない、何もかも上手く収められる策があるなら、こんなことになってないだろうが。僕はな、まだ考える時間があるってのに、安易な方法に走るなって言ってるんだ。こんなのアリッサらしくない!」


タイトル:RIGHT×LIGHT 3~カケラの天使と囁く虚像~(小説:ガガガ文庫)
作者  :つかさ:ツカサ
絵師  :近衛乙嗣
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリッサ=クラノ=ストーリング=ライト&遠見啓介 (223 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

定番な魔法アクション。
定番定番言いますが、好きでもない作品と3冊も付き合えるとは思わないのでけっこう好きってことですね。

それでは台詞解説。
紆余曲折の末、「ともだち」を殺そうとしているアリッサ。しかし啓介はともだち殺しをしようとするアリッサを看過できず阻止に出ます。
正直理論としてはかなり青臭いです。
こんな綺麗事が上手く行くはず無い……とかとか。しかしそうはいっても「選びたくないことなら、意地でも選ぶな」など、直球な台詞にちょっといいなあと思わされてしまったので採用ってことで。青臭さは武器ですね。