名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

夜と血のカンケイ。

タイトル:夜と血のカンケイ。(小説:電撃文庫)
作者  :まるやまひでと:丸山英人
絵師  :osa
デザイン:?
編集  :?

第15回電撃小説大賞<電撃文庫MAGAZINE賞>受賞作。

力の強いゴスロリ吸血鬼を、ただの少年が極上の血の味を盾にパシリに使う!?
発想の勝利ですねこれは。
ゴスロリ吸血鬼という定番ネタをうまいことひねってきました。

本来、どれだけ人間が極上の血を持っていようと吸血鬼の方が圧倒的に上位に立っていることは明らか。
……なんですが、上手いこと「無理やり血を吸うと味が落ちる」という理屈をつけたことで吸血鬼をこき使うなどという力関係の逆転が起きるのがおもしろい部分です。
いつの間にか恋愛っぽくなるのはまあ定番。

……それはそれとして。
一応吸血鬼の夜音は17歳って事なんですが……
イラストはどうみても10歳くらいじゃないのか? 中学生にすら見えないんだけど!
まあそういうわけでロリ志向な人向け? 本文はそこまでガキっぽいというわけでもないんだけど、やはりイラストの影響は大きいですええ。


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from 吸血鬼の館††幻想館††[吸血鬼の手帖] on 土曜, 2010/04/17 - 00:08

 昔は「己の血を餌に吸血鬼を誘惑して陥れる」のはヒロインの役目と相場が決まっていた気がする。  今ではそれも男の役目。  まぁ確かに「美味しい」立場ではある。  美(少)女...