名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「今、あたしたちがいるこの世界が、ただの幻だったとしたら、どうする?」
「ええと……
どこにいても、わたしがわたしだったら、最後はきっとなんとかなるかなって」


タイトル:ナハトイェーガー ~菩提樹荘の闇狩姫~(小説:GA文庫)
作者  :すずもとゆういち:涼元悠一
絵師  :一美
デザイン:?
編集  :?
キャラ :三朝木奏(みささぎかなで)&白河恵那 (282 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品紹介は画像クリックで。
女の子同士のかしましい雰囲気がよく出た話です。現代ファンタジーだけど、学園の日常の話の方がメイン。

それでは台詞解説。
ヒロインの恵那は、周りから慕われているのですがその辺の理由がこの台詞に表れているかなという気がします。どうせ考えても答えのでない問題なら前向きにとらえよう、とそういう思考なのですね。現に親友は答えを聞いて「脳天気ねえ」と呆れてはいるものの、その答えを割と好ましく思っているようです。