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魔法薬売りのマレア

タイトル:魔法薬売りのマレア(小説:スニーカー文庫)
作者  :やまぐちのぼる:ヤマグチノボル
絵師  :TASA
デザイン:あさくらてつや+:朝倉哲也+designCREST
編集  :?

魔法薬売りのマレアは、魔法薬作りの才があるマレアと、兄であり魔法薬の材料探しの名人・ミソギが薬を売りつつ行商の旅を続けるロードノベルです。
兄のことを、明らかに兄妹の枠を超えて好き好きなマレアの歪みッぷりがまず見どころのひとつ。なにせ兄に褒めてもらいたいけれど、同時にこっぴどく叱ってほしいというM気質でもあったりします。
そしてヤマグチノボル作品全般に言える事ですが、そういうおちゃらけ設定を用意しつつも道中出会う出来事は、かなり切なくなるものが多い事。ロードノベルとしてかなりきっちり見どころのある良作です。


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