名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「……なあ、文明人と野蛮人の差は、どれだけ文化的な体裁を取りつくろえるかにあると思うんだ。おまえも頼むから、刃物抜いたりケンカ売ったりする回数を減らすよう努力してくれないか? つき合う方はいい迷惑なんだぞ、ほんと」
「またそれ? いいじゃない。初めは嫌がっても、すぐに本気で戦うようになるでしょ、護堂の場合。本当はこういうのが好きなくせに、もっと素直になりなさいよ。
「わたしたちは王と騎士。激しく美しき戦いを演じる義務があるわ。ふたりで育んできた愛にかけて、この決闘をすばらしいものに仕上げましょうね」
「俺の常識じゃ、愛を育んだふたりは命の取り合いなんかしたりしない。自分たちだけの常識を押しつけないでくれ!」


タイトル:カンピオーネ! 神はまつろわず(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たけつきじょう:丈月城
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?
キャラ :草薙護堂&エリカ・ブランデッリ (69 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作者の人の説明に沿うと、
「超必殺技しか持たない偏った強さの主人公が、まつろわぬ神様と戦う物語」です。
雑魚戦なしで、ボスクラスとだけ戦闘してるようなもんですね。
あと、戦う相手の神様の素性を暴くと言うことで、いろいろ神話ネタなど出てきますのでそういうのが好きな方にもおすすめ。
あ、ヒロインとのじゃれ合いも楽しいですよ?

それでは台詞解説。
あえてヒロインとの掛け合い……ではなく一方的な展開な気もしますが……の方を紹介。
このコンビ、圧倒的にエリカの方が立場が強く、しかも自称愛人であの手この手で護堂に迫ったり非常に積極的。
最近、すっかりツンデレな自分の恋心に素直になれないヒロインばかり見ていたので、かえって新鮮な気分になれました(笑)