名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「あたしたちは、負けられないのよ」
「あんたは、わかってない。自分の力の意味を理解してない。あたしとあんたは、特別よ。他の奴なら、逃げてもいい。誰かがその穴を埋めてくれる。だけど、あたしたんたが欠けたら、その穴は、何をしても埋まらない。力を持つってのは、そういうこと。あんたには……ねえ、その覚悟がある?」


タイトル:白夢 放課後の霧使い(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :せおつかさ:瀬尾つかさ
絵師  :るろお
デザイン:?
編集  :?
キャラ :香久山神楽 (321 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

4年前以前の記憶を失い、さらに事故で両親も失った少年が主人公の、現代学園伝奇。

それでは台詞解説。
この台詞を語っている神楽と、語る相手である榮一はともに「霧使い」として強大な力を持ってますが、力を持つものはそれに伴って背負うものが大きい、みたいな話ですね。