名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「改めて言うことでもないかもしれない。言わずとも一輝は、勝手に守ってくれると信じている。でも私にも不安感はあるし、それなりに苦しかったのだ。だから言わせてくれ」
「私はお前をもう見失わない。だから頼む。お前も私を――」
「――もう、見失うな」


タイトル:空ろの箱と零のマリア 2(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :よんいちご:415
デザイン:?
編集  :?
キャラ :音無麻理亜 (0 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ミステリ色の強い、学園伝奇。
音無麻理亜の見せる超絶的な切れ味の推理が光ります。そして圧倒的な強さとともに、時に見せる弱さにぐらぐら。

それでは台詞解説。
これは恋とか言う以前に、絆ですね。とある理由で音無彩矢といつも名乗っている彼女は、一輝の前でだけ音無麻理亜でいることができるという事情があり、それがこういう台詞に繋がってます。