名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

かのこん (4)

タイトル:かのこん (4)(小説:MF文庫J)
作者  :にしのかつみ:西野かつみ
絵師  :狐印
デザイン:卯さ吉
編集  :?

おバカでエロエロ、一言で表すとそういう話です(笑
これに関しては、本文中から代表的なものを引用してみるのが手っ取り早いですね。
**********************
ちずるは両手を胸にもっていった。
その満ち足りた、いわばブルジョワジーな胸を下からすくいあげ、ゆよん、ゆやよんと揺らす。その大胆な揺れ具合に、胸がプロレタリアートな女生徒たちはかすかに顔をしかめた。まさに市民革命級の揺れかたであった。ぶるじょわぶるじょわ。
***********************
擬音がいちいち常軌を逸してるんですが(笑)、妙に合っているのが素敵。
なにしろラブコメでエロエロなんで、そういうのが好きならだんぜんおすすめです。
しかし巻を追うごとにエロくなってるのに、その割に後ろ暗く(笑)まるで感じないみごとなまでの明るさがいいですね。初恋マジカルブリッツとはかなり対照的かも。


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/477