名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「忘れないでね。諦くん」
「この世界には、正義の味方なんていない。これから先、もしもそれっぽい人達が現れても、絶対に気づかないであげてね。非日常の全てを『気のせい』の一言で済ませられるような、器の大きな男になるのよ」


タイトル:僕はやっぱり気づかない(小説:HJ文庫)
作者  :のぞうみこうた:望公太
絵師  :タカツキイチ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :織野栞 (208 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

鈍感すぎる少年と、世界を密かに救っている三人の少女たちとのラブコメ。
こう聞くと普通なんですが、「鈍感」の解釈というか展開がすばらしかったです。とにかく最後まで読んでみてください。おすすめ。

それでは台詞解説。
「正義の味方は正体を悟られないこと」これはもういろんな作品に共通のお約束事項ですが、そこから発展して……こうなります。作品未読の方にもかなり意味深な台詞だと思いますので、もし興味が出たらぜひ読んでみてくださいね。