→honto、→amazon

万能メイドさんのロードノベル。

内戦状態で治安の悪い中、行方不明のお嬢様を探して歩くメイド姿の少女。
所々で宿を借りたりしながらメイドさんの旅は続く。
戦えるメイドさん自体は、もはや普通のことになってしまいましたが、旅するメイドというのはちと新しいですねえ。

→honto、→amazon

第1回一迅社文庫大賞＜入選＞受賞作。

→honto、→amazon

『あなたの憎しみにふさわしい呪いを。ただし、ふさわしい報いが訪れることになる』
必要とする人の目だけに映るという神呪屋。その神呪屋の息子で、人の幸福と不幸の天秤が見えてしまい、さらに人が不幸なとき自分の幸福を分け与える能力を持つ優哉を中心とした物語。連作中編形式。
人との絆、優しさについて再認識するような話です。

→honto、→amazon

骨董屋でアルバイトしている少女・静流が主人公の物語……となると＝伝奇or不思議系な話を連想すると思いますが……。
極端な話、事件はほとんど何一つ起こりません。あらすじには「ちょっと不思議な品物が集まる」と書かれてますが、これは普通の感覚からすると少し変わっている、というレベルの品物なので魔物も呪いもついてません。
静流には恋愛話が出てくるけれど、非常に穏やかな恋愛なのでラブコメとは180度方向性が違います。
よって、伝奇アクションや大恋愛を期待している人にはちょっと向いていません。ゆっくりと時間の流れる青春小説です。