名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

うさぎの映画館

タイトル:うさぎの映画館(小説:電撃文庫)
作者  :とのさきなお:殿先菜生
絵師  :田上俊介
デザイン:?
編集  :?

骨董屋でアルバイトしている少女・静流が主人公の物語……となると=伝奇or不思議系な話を連想すると思いますが……。
極端な話、事件はほとんど何一つ起こりません。あらすじには「ちょっと不思議な品物が集まる」と書かれてますが、これは普通の感覚からすると少し変わっている、というレベルの品物なので魔物も呪いもついてません。
静流には恋愛話が出てくるけれど、非常に穏やかな恋愛なのでラブコメとは180度方向性が違います。
よって、伝奇アクションや大恋愛を期待している人にはちょっと向いていません。ゆっくりと時間の流れる青春小説です。


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from Chiro-address on 火曜, 2007/07/17 - 19:31

「うさぎの映画館」
殿先 菜生
メディアワークス
2007-05
勝手に評価:★★★★☆
読書期間:1日
 ヒビ割れた手鏡、幽霊つきと噂の姿見、主役不在のアリスのランプ……。
 ちょっと...