名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

さくらざかひろし:桜坂洋

09/11/13 - の記事

よくわかる現代魔法 2

タイトル:よくわかる現代魔法 2(小説:ジャンプ・コミックス)
作者  :さくらざかひろし:桜坂洋
絵師  :みやしたみき:宮下未紀
デザイン:?
編集  :?

自分を変えたいと思って、魔法使いになるための門戸を叩いたドジっ娘・森下こよみ。
0と1のコードで書かれた現代魔法のスペシャリスト・姉原美鎖の元に入門したはいいものの、コンピュータのことはさっぱりわからないこよみ。
しかし、こよみには唯一にして特異な才能があった。それがすべての魔法を「たらい」のコードに変換してしまうことだった!

「よくわかる現代魔法」のコミック版です。
原作未読者ももちろんですが、原作ファンは原作エピソードに関わるオリジナルエピソードが収録されているので絶対に読むべき!
弓子ファンもね。

09/08/23 - の記事

よくわかる現代魔法が256倍よくわかる本

タイトル:よくわかる現代魔法が256倍よくわかる本(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さくらざかひろし:桜坂洋
絵師  :みやしたみき:宮下未紀
デザイン:?
編集  :?

某ファンブックのことがどうしても頭をよぎるため、実物を目にするまで心配だったんですが……
すべて杞憂でした。これはファンブックとしてはかなり気合い入ってます。おすすめ!

短編も非常に現代魔法らしい内容ですし、その他のコンテンツも(アニメ用の設定かもしれないけど)かなり作者の監修が入っている気がします。そうでないとしてもこの内容は濃い!

09/03/26 - の記事

よくわかる現代魔法 6

タイトル:よくわかる現代魔法 6(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さくらざかひろし:桜坂洋
絵師  :みやしたみき:宮下未紀
デザイン:?
編集  :?

ちと薄いですが、中身は間違いなく現代魔法。
あの、独特な間やどこかシュールさのただよう会話、現代魔法という設定、そして「たらい」!
特に今回こよみが関わることになる事件は、桜坂洋ならではの展開といっていいでしょう。

08/04/26 - の記事

よくわかる現代魔法 1 new edition

タイトル:よくわかる現代魔法 1 new edition(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さくらざかひろし:桜坂洋
絵師  :みやしたみき:宮下未紀
デザイン:?
編集  :?

背が低く、高校生になっても小学生に間違われ、なることなすことドジばかり。
そんな少女・森下こよみが一枚のチラシを見て自分を変えるために門戸を叩いたのが、魔法使いの弟子への道。
荒唐無稽と思われた魔法だが、意外にも電子機器とコンピュータ言語で実現させるらしい!?

2003年に出版された1巻が表紙絵&挿絵の差し替えと、改稿を受け新装板としての登場ですが……
新旧版を対比させながら読んだのですが、これは断然新装板がおすすめです。
起こっている事件そのものは変わっていませんが、買い直しorこれを機会にシリーズに手を出す価値はあるんじゃないでしょうか。

08/03/01 - の記事

よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた

タイトル:よくわかる現代魔法 たったひとつじゃない冴えたやりかた(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さくらざかひろし:桜坂洋
絵師  :みやしたみき:宮下未紀
デザイン:?
編集  :?

名台詞をふと挙げてみたくなったんですが、まいじゃー方式だと本の紹介データがないことにはどうにもならないので過去作品ですが取り上げました。

コンピュータ的な理論を取り入れたちょっと変わった設定の現代魔法の使い手を巡る物語。
魔法を由緒正しく呪文を紡いで発動させる古式魔法に対する存在として、呪文の詠唱の代わりにコンピュータ言語で記述するコードを使って魔法を発動させるという設定がミソ。
そして、主人公が万能魔法の使い手ではなく、できることと言えば「たらいを空中に召喚すること」だけ。この設定がこんなにも素敵なものだとは1巻読んだ時点ではとてもじゃないけど予測できませんでした。