はぎわらまり:萩原麻里
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カタリ・カタリ―トキオカシ2
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2007/05/17 - 06:14タイトル:カタリ・カタリ―トキオカシ2(小説:富士見ミステリー文庫)
作者 :はぎわらまり:萩原麻里
絵師 :鹿澄ハル
デザイン:?
編集 :?
作者 :はぎわらまり:萩原麻里
絵師 :鹿澄ハル
デザイン:?
編集 :?
時を渡る宿命を持った、「時置師」たちの物語です。
けっこう好き……だったんですが、残念なことにあからさまに打ち切り。
思わせぶりに出てきて全く活躍しないキャラがいるどころか、泣けることに大ボリュームのあとがきには未登場キャラの設定資料まであったりして、本来のエピローグに2ページくらいの追加エピローグがあって、それで無理矢理まとめてます。
その代わり、話の収束を無理にさせなかったため、物語としてはちゃんと読めます。2巻についてはもう割り切って、障害を越えた純愛の行方を楽しむ作品だと思った方がいいかも。その辺の台詞回しなんかはなかなか印象的な物もありました。さすがにガックリきて紹介文もまともに書けやしません。
うーむ……少女系は別として、少年系で和風伝奇やるとほぼ100%討ち死にしますね……(涙
今一生懸命成功例を思い出そうとしているんですが、さっぱり浮かんできません。トホホ。
と、ここまで書いたところでボッタクリ感が強くて(別に西尾維新は嫌いじゃないんですけど)今までスルーしていた刀語は貴重な和風伝奇の成功例なんじゃなかろうか?と思い至り、読んでおくべきか……と思案中です。
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