吸血鬼のおしごと、そして続編のひめごとと続いた半吸血鬼レレナを巡る物語もついにこの巻で幕引き。 容赦のない展開に、かなりきつい部分もありましたが…… すべてが終わってみると、「ああ、こういう終わり方しかなかったんだよなあ」と心から思えてきます。 涙無しでは読めません。
ここでいろいろ細かいことをアレコレ言っても野暮なだけでしょう。
ああああああああああああああ……(大ダメージ。いい意味で)
もし前作「吸血鬼のおしごと」を読了したのに、新作を読んでない人がいたら…… 今すぐダッシュで入手して速攻読みましょう。 1巻からそれなりにインパクトはありましたが、2巻はもう作者の人の悪さ?全開です。
正直言って完全に自分にとっては予想外でした。 序盤と終盤であまりにも展開が違いすぎて、阿鼻叫喚の渦に多くの人を叩き込んだ「吸血鬼のおしごと」の続編がスタートです。 今回の主役はレレナ。 事あるごとに怖くて腰が引けていながらも、それでも前へ進み困難な問題に立ち向かうレレナさんはいい子です本当に。
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