名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

黒鋼の魔紋修復士

12/12/19 - の記事

黒鋼の魔紋修復士4

タイトル:黒鋼の魔紋修復士4(小説:ファミ通文庫)
作者  :うれしのあきひこ:嬉野秋彦
絵師  :ミユキルリア
デザイン:?
編集  :?

王道魔法ファンタジー。
体に魔紋を刻み、それを露出させることが魔法の発動最低条件なので露出は合法!
ファンタジーとしても、各国の国勢、出てくる武器の設定など細かい部分まで行き届いた描写が安心のシリーズ。

4巻では、隣国のハイデロータで殿下の思惑の元、戦いに加勢することに……。

12/12/17 - の記事

黒鋼の魔紋修復士3

タイトル:黒鋼の魔紋修復士3(小説:ファミ通文庫)
作者  :うれしのあきひこ:嬉野秋彦
絵師  :ミユキルリア
デザイン:?
編集  :?

読めずに積んでる間に、なにげにこのシリーズけっこう人気出てるようで、1巻は6刷いってるそうで実にめでたいことです。

魔法の才ある神巫が、体に魔紋を刻むことによって魔法を発動して大きな力を発揮し、様々な事情で欠損する魔紋の修復のため、魔紋修復士が常に付き従っている……そんな設定で送る魔法アクションファンタジー。
ベテランだけに、世界観の描写などにはまったく不安がなく、また魔法の発動には紋章を晒していないといけないので露出度が上がる!という実に上手い設定になってます。

今回は隣国へと赴くんですが、細かいストーリーよりもヴァレリアと ディミタールの微デレが気になるところ。

12/06/20 - の記事

黒鋼の魔紋修復士2

タイトル:黒鋼の魔紋修復士2(小説:ファミ通文庫)
作者  :うれしのあきひこ:嬉野秋彦
絵師  :ミユキルリア
デザイン:?
編集  :?

肌のいたるところに魔紋を刻み、それによって魔法を発動させるーーそんな魔法士の中でも大陸全体で十二人しかなれない神巫に選ばれた少女と、少女を護衛し魔紋を修復する紋章官を主役にしたファンタジー。
有能だけど口が悪く愛想のないディミタールと、魔法の才はほんものだけど考えなしでうかつでその上素直じゃないヴァレリアのコンビが心地いいです。まあいまんとこ、コンビというより、ディミタールは専らヴァレリアのお守役ですが……。

なんか粗相をやらかすたびにディミタールに正論をかわいげなく言われ、「キーッ!!」となるも、言い返せずじたばたするヴァレリアは本当に可愛いですええ。

12/03/30 - の記事

黒鋼の魔紋修復士1

タイトル:黒鋼の魔紋修復士1(小説:ファミ通文庫)
作者  :うれしのあきひこ:嬉野秋彦
絵師  :ミユキルリア
デザイン:?
編集  :?

嬉野秋彦新シリーズ、掴みは上々、おもしろかった!
ファンタジーアクションです。

なによりもキャラの配置がいいですね。
・腕はいいが口が非常に悪く愛想もない少年が主人公
・神巫として魔法の実力は高いが、世間知らずのお嬢様
・主人公を弟同然にかわいがる上品な青年
・謎の全身甲冑娘(顔を誰も見たことがない)

こうやって羅列するだけでもなかなか興味をそそられますが、実際の物語では気が強く世間知らずのヒロインが主人公にぐうの音も出ないくらいやり込められ二人の相性は最悪、でも護衛としての任務はこれ以上ないほどきっちりこなす。
実にいいコンビです。相性最悪だけど。